こんにちは。
いつの間に梅雨入りしてましたね。
すでに暑くて7、8月が来るのが怖いです。
さてMIの職人さん紹介はまだまだ続きます。
Vol.3のインタビュー。
M.I Repair&Cleaningは、補修業界のパイオニアとして「傷がついたから、壊れたから、捨てる」ということから脱却し「できる限り壊さず、捨てずに、リペア(補修)する」ことを考え、『トータルリペア』を行って来ました。
様々な現場で、いわゆる『なんでも直し屋さん』をやってきたM.I。
そんなM.Iに欠かせない職人さんたちをじっくりご紹介していきたいと思います。
Vol.3は小坂さん。
社長の右腕的存在で、今のMIを引っ張ってくれている職人さんです。
-絵を描くのが好き-
宮崎で生まれ育ち、外で遊んだり、じっとしているより動いている方が好きだったりと活発な少年だった小坂さん。
一方で幼稚園の絵の授業で描いた作品が賞を取ったことで、絵を描くことも好きだったそう。
「小学校でも学校に併設されている神社とかを授業で描いていたから、自然とか風景を描くのが好きだった。
今でも描いてみたいなーって思うけどなかなか時間がないからね。
今だったらどんな風に描けるのかも気になる。」
観察して描く。
補修でも模様を再現して描いたりしますが、絵が好きなのと補修の仕事、なんとなく繋がっているのかもしれません。
勉強嫌いで勉強をしなくてよさそうと思い、高校は工業高校インテリア科に進学。
学校外でサッカーチームを作ったり、ダンススクールに通って友達とチームを組んだりしていました。
そんな日々の中でテレビ局開催のダンスコンテストで優勝。
社会人チームにスカウトされ、色んなイベントでショーケースに出たりと活躍していました。
ダンスを続ける中でファッションにも興味が出てきて、ブランドものを着て美容師をやったらカッコイイんじゃないかと思い、当時のカリスマ美容師ブームも後押しして高校卒業後は美容師を目指して単身大阪へ。
インテリア科から美容師。行動力がすごいです。
-カリスマ美容師を目指して-
大阪で専門学校に通いながら、お店にも見習いとして立つハードな日々。
卒業後も同じお店で美容師として働いていましたが、東京で活躍したいという思いから上京を決意します。
派遣バイトをして生活費を稼ぎながら、美容室に応募し続けますが、希望のお店がなかなか見つかりません。
そんな生活が1年続いた頃に運命の出会いが。
たまたま派遣された看板屋さんの会長が九州出身でした。
そして意気投合。
小坂さんの仕事ぶりを見て、就活しながらでいいからウチで働かないかと誘ってくれました。
美容室への就職が決まったら辞めてもいいと言ってくれていましたが、看板屋さんでの仕事がだんだんと楽しくなってきて途中でシフトチェンジ。
トータル7~8年看板屋さんで働きます。
「看板屋さんでの仕事は今の補修の仕事にも繋がってくるんだげとシート貼ったり、溶接したり、鉄切ったり、塗装したり色々やったね。」
補修とのファーストコンタクトとまでは行かなくてもどこか今の仕事とも繋がる出会い。
インテリア学科を出ていましたが建設業に興味を持ち始めたのはこの看板屋さんでの仕事がきっかけだったとか。
当時の状況からしても、後々思い出して見ても会長との出会いは運命的です。
-MIとの出会い-
インテリア学科を出ていたこともあり木材を扱う仕事をしたいと思い、職探しをしている中でMIと出会います。
当時はまだMIが駆け出しの頃で職人さんも5人くらいの時。
補修自体は初めてでしたが看板屋さんでの経験がここで生きてきます。
仕事内容は違うけど繋がっているところもあったとか。
経験を積んで自分で補修作業をするようになってからトータルリペアの大変さを感じたそう。
ただ仕事は大変だけど、自分に合ってるし、楽しいとも言います。
「お客さんに満足してもらえるとよかったなって思う。」
補修の仕事って黙々と作業しているイメージだけど、意外とお客さんと関わることが多いんです。
自分の仕事に対しての反応が直接見れて、そこで満足してもらえたらやっぱりやりがいを感じます。
自分の腕ひとつで仕事して、仕上がりをお客さんに見てもらう。
なんだか美容師の仕事とも似ている気がします。
-大切にしていること-
「仕事も私生活も楽しく。
特に仕事は楽しくないと続かないし。
楽しくでも時には厳しく。」
バランス大事です。
後輩育成にも携わっているとのことで、そのお話しも少し聞きました。
「自分の仕事をしっかりするのはもちろん大事だけど、時代についていくのも大事。
若い人たちが増えてきて、育った環境が違うから考え方も僕らとは違う。
僕らから寄って行こうとは思うけど限界があるから、その中でどうコミュニケーションを取るかとか、どう教えるかとか考える。
後輩の育て方も昔とは違うと思うから、それはこれからの課題だね。
難しいなーって思うけど永遠のテーマかな。」
人を育てるって難しいですよね。
人それぞれ考え方は違うし。
個性豊かなメンバーが集まっているMIでは特に大変かも笑
でも色々考えて歩み寄ろうとしてくれる大先輩がいたら、ついて行こうって思っちゃいますよね。
健康第一って思う歳になったと言っていましたが、本当にその通り。
健康でこれからもMIを引っ張っていってください!!