トップへ戻る

M.I Repair&Cleaning

BLOGブログ

お仕事のお問合せはこちらから
045-591-1358
24/7 Customer Service
年中無休・24時間 受付
2023.05.08
職人紹介Vol.1

新生活も落ち着き、徐々に夏に向かっていく感じがワクワクする5月。

久しぶりの投稿になりますが心機一転の内容でお送りしていきたいと思います。


M.I Repair&Cleaningは、補修業界のパイオニアとして「傷がついたから、壊れたから、捨てる」ということから脱却し「できる限り壊さず、捨てずに、リペア(補修)する」ことを考え、『トータルリペア』を行って来ました。

様々な現場で、いわゆる『なんでも直し屋さん』をやってきたM.I。

そんなM.Iに欠かせない職人さんたちをじっくりご紹介していきたいと思います。

記念すべきVol.1はやっぱり町田克史社長。

— 工具を集めて自転車いじりをしていた少年時代 —

静岡県静岡市で生まれ育った町田社長。

「小学校高学年から中学校にかけてドライバーとかスパナを集めて、自転車をいじったり、分解したりしていた。」

なんとなく今の仕事に通じるところがあるように感じがありますが、その当時はそんな考えは一切なかったそうです。

また、町田社長を語るには外せないサーフィン。

ローラースケートが大流行した流れからスケボーを初めたのもこの頃で、ここからサーフィンへの道はスタートしています。

— サーフィンとバンドの学生時代 —

中学卒業後は地元から近い工業高校のデザインインテリア科に進学。

高校の時は遊び呆けていたと語る町田社長。

「帰宅部で、ビートルズ好きの友達で集まってリバプールっていうバンドを組んでいた。ラジオの公開収録でプロミュージシャンの前座を勤めたり、大手レコード会社から声をかけられていたメンバーもいたけど、就職のこともあって誰も音楽の道には進まなかったんだよね。」

同じ時期にはサーフショップでアルバイトをしたそうで、そこでお客さんがぶつけたり、フィンが折れたりしたボードを直していたのが補修とのファーストコンタクトでした。

ただやっぱりここでもサーフィンの延長線上に補修があっただけで補修の仕事は全く考えていなかったとのこと。

補修職人への道はまだまだ見えてきません。

— 単身ハワイへ —

高校卒業後、お父さんの会社に勤めながら、英語が必須になる先の時代を見据えて単身ハワイへ渡米しました。

ツアー会社の添乗員として仕事をしながら大好きなサーフィンに明け暮れていたハワイ時代。

「留学仲間と遊びすぎて通ってた語学学校にだんだんいかなくなっちゃって。それで2年半くらいで帰国。」

人生の夏休み感がすごい。そして楽しそうです。

補修会社へ就職そして独立

帰国後、就職先を探していたところたまたま補修会社の求人を発見。

サーフショップでの補修経験もあるし、インテリアデザイン科出てるし良いじゃんということで補修の仕事をスタート。

「サーフボード工場で色出し、塗装とかはしてきたからその経験からリペアの方法を社長に提案するんだけど聞き入れてもらえなかった。仕事内容も仕上がりに納得がいかないことも多かった。」

自分も納得できない、お客さんも満足できないであろう完成度でしか仕事ができない環境に満足できず独立を決意します。

— M.I Repair&Cleaning創立 —

色んな補修経験があったことと、当時補修屋自体少なかったことに目をつけ、トータルリペアを請け負う会社を創立。

それが今のM.I Repair&Cleaningです。

最初は補修の仕事自体少なく、植木屋さんの手伝いなど補修以外の仕事を受けていました。

昔勤めていた補修会社から仕事を振ってもらったり、現場現場でつながりを作って、どうにか依頼が続けて入ってくるように。

補修専門業者自体少なかったため、トータルリペアの補修技術を学ぶ場もなく、家に帰ってきてからも色々な方法を試したり、車の板金屋さんに塗装の方法を教わったり、現場で知り合った職人さんに材料とのことを聞いたりして技術を習得。

職人も初めは社長と専務の2人しかおらず、工場もなく、住んでいた家の敷地内に小さな小屋を建ててその中で塗装をしていたそう。

「とにかく無我夢中だったよね。」

会社創立から23年間、試行錯誤しながら補修業界の先駆者として駆け抜けてきました。

苦労話のような感じではなく、さらっと話してくれましたが、想像するだけでめちゃめちゃ大変そう。

M.Iの歴史の深さを知ることができました。

— 大切にしていること —

「仕上がり重視はもちろん、現場でのつながりでここまで成長してきたからこれからもそれは大事にしたい。

あとKEEP SMILINGだね。」

社長のオープンマインドさを感じるシーンはたくさんあったけど、きっとその姿勢はM.Iの成長に欠かせないものだったんです。

昔の自転車いじりだったり、サーフショップでのリペアバイトの日々だったり、意識せずともずっとどこか今の仕事に繋がることが好きだった社長はナチュラルボーンリペアマンだったと感じたインタビューでした。